TOP > お茶の美笠園【城西店】 日記 > 私たちがつくる深蒸し掛川茶のこだわり
実は、茶農家・製茶師が本当に美味い!と思うお茶と、実際に売れていくお茶には少なからず差が存在します。
それは、見た目が鮮やかなお茶の葉・水色が奇麗なお茶・知名度があるお茶と、実際に飲んで美味しいお茶は必ずしも比例しないからです。
私たちは、創業時から『お茶は、観るものではなく飲むものである。』を一番に考えたお茶作りを続けています。
どうすれば『百年後も愛されるお茶造りが出来るか』をテーマに農家の方、茶師とお茶作りの研究、開発、意見交換をしながらお茶の美味しさを追求し続けています。
お茶の味は、人を表します。同じ土地で育てられたお茶畑でも、美味しさに大きく差がでます。
その土地一番の情熱と美味しさを求める茶畑管理をした、こだわりの農家の方を探し歩き、その茶畑の葉を私たちが日本で一番美味しいと実感している製茶法で仕上げています。
それは、市場に多く出廻るお茶の葉を刻んだお茶や、手間を掛けない簡素な仕上げ茶でなく、本来の葉に十分な蒸気を当てる蒸し製法で、見た目を犠牲にして【美味しさ・まろやかさ】に特化した作りとなります。さらに仕上げの際、火入れを二段焙煎とし、お茶の葉の中に眠る甘味、旨味、香りを最大限に引き出します。
そうして完成するお茶は、農家の方の愛情、製茶師の情熱がたっぷりと注がれた世界に誇れるお茶に仕上がります。
本当に美味しいお茶を見つけ出すのは大変です。全国のお茶好きな方へ、ぜひ一度は飲んで試して頂きたい私たちのお茶です。自信を持ってお届けいたしておりますので、ぜひご賞味くださいませ。